この先、私はどうしたいのか
依然として悲しいことには変わりがないし
終わりがないように感じる
ダンはもういない
この先 ずっと
もう会えないのだとおもうと
涙がとめどもなくあふれる
ダンと話がしたい
もうずっと話していない。
母が一泊旅行に出かけたので
家にはひとりきり
今日は朝から管理物件の立ち会いがあり
出かけたついでに銀行の支払いと用事を
年玉用の両替もした。
新年おめでとう と言って渡すのか
何がめでたい・・・
そんなひねくれた気持ちが私を横切る。
この先、ずっとこんな感じで生きていくのか。
なんだかつらい。
つらいことが辛い。
今日はクリスマスの本番。
百貨店には昼なのに人があふれかえっていて
みな大量の買い物をしていた。
売り場にはクリスマスのご馳走が山積み。
ダンはデパ地下が好きだった。
コロナ以降、試食がなくなって
寂しそうにしていた。
ダンの好きだったものを見ると
今でも心臓がバクバクする。
涙が出そうになる。
一周まわって行きつもどりつして
自分のために晩ご飯を買った。
数量限定の豪華あぶり寿司。
母は今頃、叔母とご馳走を食べて楽しんでいるだろう。
だからいいんだ。
録画していた「風立ちぬ」(宮崎アニメ)を見ながら食べた。
今までは気づかなかったヒロインの
こころの奥底にある死への恐怖と無念さを感じた。
さいごに、風が連れ去った彼女が現れて
あなたは生きて と言う。
その言葉は残されたものへの癒しだった。
今はそんな単純なことでは済まされないと思う。
生き続ける重圧。
ダンのいない人生のこれからを
どう生きればいいのか。
毎日が悲しい。
今、とてもしんどくてつらくて
後ろ向きなことばかり考えている。
そんな私を見るのが嫌なら
見ないでほしい。
ほっといてほしい。
あなたの言葉がけぐらいで
自分本位な気遣いで
どうにかできるような問題ではない。
今、私はとても卑屈になっている。
わかっている。
だめな人間。
私自身が私にとって嫌な存在。
どうしたらいいんだろう。
みんなはどう乗り越えているのだろう・・・
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