悲しみは書いて吐き出す

死別カテゴリのブログを読み漁っている。


別れから数年経っていても

依然として悲しみの中にいるひと

悲しみと共存しながら生きているひと

何かで悲しみを埋めようとしているひと

失った人の分も残りの人生を前向きに生きるひと

どうせ生きていなければならないのなら

楽しく生きようとするひと



私はどうすればいいのか。

どうしたいのか。



今は悲しすぎて何もやる気が起きない。

掃除をしなきゃと思っていたのに

息子のラインで帰宅が延期になったのを知ると

とたんに力が抜けて布団にもぐってしまった。


腰の具合はどう? と心配する母にも

そっけない態度をとる。

こころがしぼんでしまった私。


どうすることもできない。

悪の流砂につかまって

どんどん引きずり込まれるようだ。

誰か助けて・・・




誰も助けてはくれない。


この気持ちは

同じ境遇の人にしかわからない。



死別した人が集まるSNSに参加している。


共感することばかりで

涙が止まらない。

特に小さな子供を抱えたひとの悲しみは

私とはくらべようもない。

私はもう半世紀以上を生きてきて

十分楽しいこともやってきた。

子どもも成人して親元を離れている。

いい大人が、

いつまでもめそめそと泣き暮らして

ダンを失ったことを嘆いて

これから生きていけない などと

言ってはいけないようなきもちになる。


でも悲しみはひとそれぞれ

人生もひとそれぞれで

比べようがない ともおもう。


誰にも言えないし

誰にもわかってもらえない苦しい気持ちを

ここに書いて吐いていく。


吐くだけ吐ききったら

きもちが収まるのだろうか。



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