社会復帰はスタバから
ダンの死亡後もろもろの手続きをしに行ったとき
市役所の喫茶店でピラフを食べて以来かな。
その後は法事での会食以外、外で何かを食べることがなかった。
無料ポイントがあるからと娘に誘われてスタバへ。
そういえば私もチケットを持っていたわ。
還暦祝いに妹にもらったんだっけ。
ダンと郊外のスタバに行った。
キャラメルマキアートとドーナツを食べた。
あれは春だった・・・
外で何かを食べるなんて久しぶりだった。
普通に喋って注文している自分に驚いた。
珍しいフレーバーのティーを飲む。美味しい。
ちゃんと味がした。
とやかく言われたらどうしようかと悩んだが
引き留めはなかった。
神事は男社会だから、女が代行できるわけがないし当然か。
もう一つはお寺の会。お寺でのご奉仕のほか
年に2回、当番にあたった家が仏法の行事を自宅で執り行う。
葬式の時の互助会という側面もある。
昔はみな家で葬式をおこなっていたから
お茶や食事の用意などとにかく人手が要った。
近年は会館で行う家族葬が広まり、接客も仕出しもプロ任せ。
香典を受け取らないシステムが浸透して
帳場に立つ人も不要となり手伝いの機会も無くなった。
会員数も半数以下に落ち込んでいる。
わが家が退会したらご迷惑をおかけするが仕方がない。
いまや数年で巡ってくる当番はひとりでは準備も接客も無理だ。
ついでに仏教婦人会にも休会届を出した。
2ヶ月に1回集まり、お念仏を唱えて仏法を聞いて
あとは茶話会の和気藹々とした会だったが
今はおしゃべりの輪に入る気力がない。
ダンがいなくなっても世界は変わらない。
どの会も変わりなく存続して行くことだろう。
変わったのは私の世界だけ。
昨日、娘と孫と一緒にワンピースの映画「RED」の録画を見た。
ガチャガチャしていてよくわからない話だったが
主人公ウタの最後がこころに刺さった。
世界を変えたいと願いながら永遠の眠りについた。
私も眠りたい。もう目が覚めなくてもいい・・・
おやおや
午前中でせっかく気分があがったのに
夕方には急降下だね。
はーなーもー
↓ こころのささえにしています

