帯状疱疹ワクチン リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 10月 26, 2024 2回めを接種しました。帯状疱疹ってかかるととても辛いんですって。私は痛みには強い方だとおもうけれどちくちくヒリヒリはダメ。どうせならと予防率が99.6%で9年間有効の不活化ワクチンにした。2回で42,500円・・・補助金で少しは安くはなったが高いわ。とても。そして筋肉注射だから痛かった。もともとダンに迷惑かけないようにダンのために接種を決めたのに。ダンはもういない。これって意味あるのかな。注射を受けながら涙がこぼれた。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
ひとりで老いていく - 1月 03, 2025 年始早々、地雷を踏みまくって こころが萎えてしまった。 何もやる気がでない。 昨日は息子の誕生日だから せめてケーキでも とデパ地下に行ったら 午後3時過ぎなのにケースの中はまばら。 よく売れている。 そう思うとスッと寂しさがこみあげた。 家族や親戚、友人たちで集まって 買ってきたケーキを取り出しながら わいわいがやがや 楽しく過ごしている光景が浮かんだ。 一年前はうちもそうだった。 まさかこんなことになるなんて 思いもよらなかった。 背後には家族連れやカップルが 楽しげに喋りながら行き交う。 店員の声にうながされて ショートケーキを3つ買った。 どっと疲れた。 右目の下が痙攣してピクピクと動く。 顔面神経痛かもしれない。 ネットで調べたらストレスが原因らしい。 ひどくなると目が開いたまま乾き 口が歪んでしまうこともあり 最終的には手術が必要になるらしい。 出かけていた息子が帰宅して 食事を出した後 ベッドに横になった。 横になっているのに、頭がふわふわとする。 回転性めまいだ。 内耳の耳石が剥がれておこる 平衡感覚の誤作動だ。 昨年の6月に発症してから久しぶり。 さいわい、今回は軽くて吐き気はなかった。 これは加齢によるものだから どうしようもない。 わかっているが不安が倍増する。 ダンがいたら 歳をとったね。老人力がついたね。 などと笑って老後を過ごせただろう。 お互いをたしなめたり、はげましたり。 加齢による不具合を慰めあえただろう。 残された私はそれをひとりで 体験していくことになった。 Read more »
保険は助けてくれなかった - 3月 20, 2025 口座が凍結されたため 引き落としができないと保険会社から通知があり 本人が亡くなったことを伝えると 外交員が家に来た。 ダンが掛けていたがん保険・・・ 死亡原因はがんではなかったため 保険金は降りなかった。 ダンは私も含めて夫婦で加入していたらしい。 もう20年以上の前のこと。 知らなかった。 それくらい呑気な私。 外交員は執拗に継続を進めてきた。 がんだけに特化した保険・・・ ダンは別の病に倒れた。 私はどうだろうか。 将来、がんになるのだろうか。 ダンは何を考えて この保険に入っていたのだろう。 名刺をよく見たら、 勤めていた会社の系列だった。 そうか。 仕事の付き合いで入ったのかもしれない。 どうしよう。 考えても私にはわからない。 こういったことはすべてダンが仕切っていた。 何が良くて何が無駄で 的確に判断していつも最善の方法をとっていた。 いつも持論を語っていたダン・・・ ダンだったらどうするんだろう。 わかっていることは この保険が助けにならなかった ということだけ。 だからきっと私の助けにもならないだろう。 毎月、それなりの保険金を払い続けても がんにならなければ意味がない。 掛け捨てだから死亡後の払戻金もない。 どうしよう。 考えられないよ、 私には決められないよ、ダン! 結局、押し切られて 再契約することになった。 担当者は声を弾ませ、嬉しそうに 生き生きとして手続きをすすめた。 ダンが亡くなったから こういうことになっていることを忘れている。 少しぐらい、気遣いがあってもいいのに。 ビジネス優先・・・ 外交員が帰った後、 いきなり寂しくなって とても気分が沈んでしまった。 今、がんになりたい。 ステージ4の余命半年、 どんどん悪くなって ダンのいなくなった日までに この世から消えてしまいたい。 Read more »
旅行は最悪だった - 3月 13, 2025 今年はどうしたんだろう。 みんな喪に服しているのかと思うくらい 暗くて寒くて鬱陶しい毎日。 雨もよく降る。 晴れた日は花粉が飛ぶ。 いよいよ気が滅入ってきたので 思い切って南の島に出かけた。 青い海、明るい空、 誰も知った人がいないところで こころを洗いたい・・・ 結果は最悪。 飛行機は天候悪化のため 着陸できずに旋回を繰り返し 離発着に遅延が出た空港は 通勤ラッシュ並みの混雑ぶり。 座る席もない。 なんとか乗り継いで着いた島も ただ湿気が多いだけのどんより天気。 期待していた風景がなかった。 これはわたしのせいなのか。 私が雨を連れてきたのか。 ダンは晴れ男だった。 さっきまで土砂降りだったのに、 出かける頃にはぴたりと雨は止む。 大切な行事のときはいつも晴れ。 外仕事でも、 作業を終えるまで 自宅倉庫に機械を入れてから 雨が降り出すことが多かった。 ダンといたときはいつも晴れていた。 ダンがおおきな傘になっていたのだ。 到着日だけ薄曇り。 ホテルの周囲には何もなくて 野道を20分かけて町まで歩いた。 シーズン前だからか ほとんどの店が閉まっていた。 商店街に人影が無い。 まるで廃墟。 何も無い・・・ エメラルドグリーンの海 南の島の青空と爽やかな風 満天の星 期待していたものが何も無かった。 ただ、どんよりとした風景が広がっていた。 こんなはずではなかった。 ダンがいたらこんなことはなかった。 いつもうまく行っていたのに・・・ 翌日から雨。 そして南国らしからぬ気温の低下。 ホテルの人が この時期にヒートテックを着るなんて と驚いていた。 彼女はダウンベストを着ていた。 せっかく遠くまで出かけたのに 雨に会いに行ったみたいだった。 帰り際まで横殴りの雨は続いた。 Read more »